ヤ軍セベリーノ、16日対戦の剛腕コールに“宣戦布告” 「15個の三振を奪う必要もない」

ヤンキースのルイス・セベリーノ【写真:Getty Images】
ヤンキースのルイス・セベリーノ【写真:Getty Images】

午後4時開始のゲームにブーン監督「影は彼のミスを誘発する可能性だってある」

■ヤンキース – アストロズ(優勝決定シリーズ・日本時間16日・ニューヨーク)

 ヤンキースとアストロズのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦を翌日に控えた14日(日本時間15日)、前夜に5時間近い延長戦を戦いニューヨークに戻ったチームは本拠地で前体練習を行わず、田中将大投手もフィールドには姿を現さなかった。

 5時間近い延長11回の激闘に敗れたヤンキースに次戦は剛球右腕コールが立ちはだかる。レギュラーシーズンから今ポストシーズン地区シリーズまでの登板で、11試合連続2桁奪三振を続ける難攻不落の相手には、午後4時過ぎ開始の試合が追い風になる。天候によってはフィールドに影ができる可能性があり、打者には不利。しかしブーン監督は「確かに打者には難しくなるかもしれないが、影は彼のミスを誘発する可能性だってある」と前向きに捉えている。

 アストロズのコレアに劇的なサヨナラ本塁打で決着を付けられた前夜の試合後、ヤ軍の主砲ジャッジは語気を強め「チーム一丸となる時だ」と結束を促した。

 コールとマウンドを分かつピンストライプ軍団の先発セベリーノは「相手投手は関係ない。15個の三振を奪う必要もないし、僕はいい展開になるように投げるだけだ」と自分の投球に徹する。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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