田中将大、第4戦雨天中止の場合は中4日で18日先発も 指揮官「可能性は十分」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

17日の第4戦が雨で中止になれば翌18日にずれ込む、その際は田中が中4日で先発へ

 ヤンキースは15日(日本時間16日)、本拠地でアストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦を1-4で敗れ連敗し、通算成績を1勝2敗とした。16日(同17日)の第4戦が雨で中止になり翌日17日(同18日)にずれ込む可能性があるがこの日の試合後、ブーン監督は「可能性は十分にある」と中4日で田中将大の先発登板を示唆した。

 この日はエース・セベリーノが先発したが序盤に2本のソロホームランを浴びるなど5回途中2失点で降板。打線はアストロズ先発のコールを捉えきれず得点も8回にトーレスが放ったソロ1本のみに終わった。

 通算成績を1勝2敗とし追いかける立場となったヤンキース。第4戦は雨予報で中止の可能性もあり、その際は17日(同18日)にずれ込むことになる。試合後、ブーン監督は第1戦で6回1安打無失点と完璧な投球を見せた田中の中4日での登板を問われると「可能性は十分にある」と語った。

 この日、田中は試合前にブルペン入りし23球。セットポジションから始め10球目からノーワインドアップで投球。その後は右翼ポールから中堅へのランニングメニューをこなし、約30分の調整を終えた。

 負ければ王手をかけられる重要な1戦。大舞台で無類の勝負強さを発揮する田中の登板に注目が集まる。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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