エ軍に最大約2億円の罰金&職員永久追放も 急逝スカッグス投手の医療用麻薬使用の報告怠る

エンゼルスのタイラー・スカッグス投手【写真:Getty Images】
エンゼルスのタイラー・スカッグス投手【写真:Getty Images】

チームに最大約2億1700万円の罰金、報告を怠った職員は永久追放処分も…

 エンゼルスのタイラー・スカッグス投手は7月に遠征先のテキサス州ダラスのホテルで急逝した。球団広報部に所属するエリック・ケイ氏が同投手に同投手に医療用麻薬オピオイド系の鎮痛剤オキシコドンを提供していたことで、チームに最大200万ドル(約2億1700万円)の罰金を科される可能性があることを米メディアが伝えている。

「MLB薬物規定に違反していた場合、エンゼルスは制裁、罰金を受ける可能性がある」

 こう見出しで伝えたのは米スポーツ専門テレビ局「ESPN」だった。記事ではスカッグス投手がオピオイドを使用していことを球団スタッフが把握し、かつコミッショナーズオフィスへの報告を怠っていたとMLBが判断した場合は最大200万ドルの罰金が科される可能性を伝えている。

 MLBの規定では球団職員は選手が禁止薬物を使用、保有、配布した証拠や十分な根拠がある場合、コミッショナーズオフィスに報告する義務があり罰金以外にも義務を怠った職員には停職処分、もしくはMLBからの永久追放処分とすることもできという。

 記事では「関係者によると、コミッショナーズオフィスはスカッグスに関して何も報告を受けていなかった」とレポートしており、今後のMLBからの処分について注目が集まりそうだ。

(Full-Count編集部)

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