【ドラフト】明大森下、広島の交渉権獲得に決意「前田健太投手を見てきた。勝てる投手に」

広島が交渉権を獲得した明治大・森下暢仁【写真:篠崎有理枝】
広島が交渉権を獲得した明治大・森下暢仁【写真:篠崎有理枝】

広島が一本釣り成功!「本当に地元の方々が熱い声援、熱いファンが多いというイメージ」

「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が17日、都内ホテルで行われた。大学NO1右腕の明大・森下暢仁投手は、広島が交渉権を獲得した。森下は「プロの世界で活躍していかなきゃいけない。責任感、自覚もある。台風の被害を受けている方もいるので、勇気を与えられるプレーをしたい」と意気込みを語った。

 広島のイメージについては「本当に地元の方々が熱い声援、熱いファンが多いというイメージ。しっかり自分が投げればたくさんの先輩方が打ってくれるというイメージです」と語り、「厳しい世界だと思う。その中で勝ち抜いていかないといけない。その中で勝ち抜いていける選手になりたい。しっかりゲームを作って勝てるピッチャーになりたい」と意気込みを語った。

 ライバルや憧れの選手については「高卒でプロに言った同学年の選手たちには勝ちたい。小さい時から前田健太投手を見てきた。エースで勝てる投手になりたい」と前を向いた。1年目の目標には「ローテーションに入ることを目標にして新人王を目指したい」と宣言した。

 大分商出身の森下は最速155キロの直球に加え、カットボール、カーブ、チェンジアップなどを操る。今春はリーグ優勝、全日本大学野球選手権でも38年ぶりの優勝へ導き、完成度の高さから即戦力と期待されている。リーグ戦通算39試合登板し、15勝11敗、防御率2.49。

(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)

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