大谷翔平所属のエ軍が今オフFAのア軍コール獲得か 米メディア「圧倒的な有力候補」

アストロズのゲリット・コール【写真:Getty Images】
アストロズのゲリット・コール【写真:Getty Images】

MLB公式はマドン監督就任では不十分で「ロースターに改善が必要」と指摘

 大谷翔平が所属するエンゼルスが、今オフにFAとなる20勝右腕アストロズのゲリット・コール投手獲得の「圧倒的な有力候補」であると米メディアが伝えた。

 MLB専門チャンネル「MLBネットワーク」のケン・ローゼンタール記者が米スポーツメディア「ジ・アスレチック」の記事で、「エンゼルスをカリフォルニア州ニューポートビーチ出身でUCLA卒の29歳右腕と契約する『圧倒的な有力候補である』」とした。

 MLB公式サイトは「このチーム(エンゼルス)がコール獲得の『圧倒的な有力候補か?』」とのタイトルでリポート。「マイク・トラウトがいるにも関わらず、ここ10年で1度しかポストシーズンに進出していないエンゼルスは、ジョー・マドン監督に新しい時代を築くことを託した。しかし、チームを好転させるにはマドン監督だけでは十分ではない」と指摘。そして「ローテーションをはじめ、ロースターには改善が必要である。エンゼルスにとって幸運なことに、南カリフォルニアにつながりのあるエースがFAとなる」とコールについて言及した。

 記事では、ジョー・マドン監督の就任により、2014年シーズン後のカブスのように間違いなくエンゼルスはより魅力的になったとも伝えた。2014年のカブスは73勝89敗に終わり、6年連続でポストシーズン進出を逃していた。そのオフ、カブスの監督にマドン氏が就任、左腕のジョン・レスターと6年1億5500万ドル(約168億円)の契約をしたとしている。

 カブスは翌2015年に97勝65敗で地区3位に躍進。翌16年の世界一につなげた。MLB公式サイトは、エンゼルスがコール獲得に成功すれば同様の可能性があることを指摘している。

(Full-Count編集部)

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