2連勝の鷹はバンデンハークが第3戦に先発 「初球から全力で行けるところまで…」

ソフトバンクのリック・バンデンハーク【写真:藤浦一都】
ソフトバンクのリック・バンデンハーク【写真:藤浦一都】

昨年の広島との日本Sは第2戦で黒星も、第6戦に6回無失点の圧巻投球

■巨人 – ソフトバンク(日本シリーズ・22日・東京ドーム)

 巨人との日本シリーズで2連勝スタートを切ったソフトバンクは、22日の敵地での第3戦にリック・バンデンハーク投手が先発する。登板前日の21日にヤフオクドームで調整した右腕は「初球から全力で行けるところまで行く」と力を込めた。

 来日5年目の右腕は、日本シリーズに過去4度登板。昨年の日本シリーズでは、第2戦で5回5失点で敗戦投手も、王手をかけた第6戦で6回4安打10奪三振無失点という鬼気迫る投球を見せてチームの2年連続日本一に大きく貢献した。真っ赤に染まったマツダスタジアムでの登板でもあり、完全アウエーも経験済みだ。

「巨人はセ・リーグのチャンピオンチームだし、打線のバランスも取れている。いいチ
ーム同士の日本シリーズだと思うよ」と相手に敬意を表し、「日本シリーズはやはり特別。気持ちも入るし、初球から全力でいけるところまで行けるように準備したい。このチームに5年いて4度も(日本シリーズを)経験させてもらったけど、毎年のように日本シリーズに出ているというチームの凄さを感じている。その凄さを胸に刻んでプレーしたい」と自信をにじませた。

 2連勝で迎えるマウンド。「みんな自分のやるべきことができている。いい流れで来ているので自分もその流れに乗って、チームが勝てるようにやっていく」と力を込めた。

(Full-Count編集部)

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