今年のWSは「最高の先発投手が揃っている」 両軍先発の奪三振数は史上最多「2073」

アストロズのゲリット・コール(左)、ナショナルズのマックス・シャーザー【写真:Getty Images】
アストロズのゲリット・コール(左)、ナショナルズのマックス・シャーザー【写真:Getty Images】

ア軍、ナ軍合わせて5人の投手が奪三振数トップ10に

 アストロズとナショナルズが激突するワールドシリーズは22日(日本時間23日)に開幕する。MLB公式サイトは両チームの先発投手に焦点を当て、「このシリーズは最高の先発投手がそろっている」とのタイトルでリポートしている。

 記事では「両チームとも先発投手に『ビッグ3』がいる。6人とも規定投球回に達した投手の中で防御率トップ20に入っている」と指摘している。「(MLB全体で)コール(アストロズ)が3位、バーランダー(アストロズ)が4位、シャーザー(ナショナルズ)が8位、グリンキー(アストロズ)が9位、コービン(ナショナルズ)が13位、ストラスバーグ(ナショナルズ)が16位である」とし、「(米国でスポーツの記録提供サービスを実施する)エライアス・スポーツ・ビューローによると、防御率トップ20の投手が6人いるワールドシリーズは1945年以来である」と紹介している。

 さらに「この6人のうち5人は今季奪三振数でトップ10に入っている。コール(1位)、バーランダー(2位)、ストラスバーグ(6位)、シャーザー(8位)、コービン(10位タイ)である」と説明。「その年のシーズンで奪三振数トップ10の投手が5人以上いるのは、ポストシーズン史上初めてとなる」としている。

 記事は「今季この2チームの先発投手による合計奪三振数は2073だった。エライアス・スポーツ・ビューローによると、ワールドシリーズのマッチアップにおける先発投手のレギュラーシーズンの合計奪三振数が断トツである」とも指摘した。

 ワールドシリーズのマッチアップにおける、レギュラーシーズンに先発した投手の最多合計奪三振数は以下の通り。

2019:ナショナルズvsアストロズ 2073
2018:ドジャースvsレッドソックス 1870
2017:ドジャースvsアストロズ 1843
2016:インディアンスvsカブス 1806

 両軍の先発投手がいかに充実しているか、一目瞭然だ。

(Full-Count編集部)

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