巨人菅野7回途中4失点で降板 4回にグラシアルに3ラン浴び、7回に守乱で失点

巨人・菅野智之【写真:Getty Images】
巨人・菅野智之【写真:Getty Images】

9月15日の阪神戦以来の登板、最速151キロをマーク

■巨人 – ソフトバンク(日本シリーズ・23日・東京ドーム)

 巨人菅野智之投手は23日、本拠地東京ドームで行われたソフトバンクとの日本シリーズ第4戦に先発。両軍無得点で迎えた4回1死一、三塁でグラシアルに3ランを浴びた。それでも右腕は粘投したが、7回に味方の失策で4点目を許し、なおも1死満塁の場面で降板した。6回1/3、108球を投げて6安打8奪三振4失点だった。

 腰痛の影響などから阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの登板を回避した菅野は、レギュラーシーズンの9月15日の阪神戦以来38日ぶりの登板となった。立ち上がりは上々。1回は2三振を奪って3者凡退。最速151キロを計測した。3回を終えて1安打無失点投球。ソフトバンクの先発和田とがっぷり四つの投手戦を演じたが、4回につかまった。

 今宮、デスパイネの左前打で1死一、三塁のピンチを招くと、グラシアルにスライダーをとらえられてバックスクリーン左に3ランを運ばれた。

 第1戦から3連敗。負ければ敗退となる一戦で巨人のエースは粘った。5、6回を3人で退けると、6回には岡本が右越え1号2ラン。1点差に迫った。しかし直後の7回は味方に足を引っ張られた。2つの失策で4点目を献上。なおも1死満塁の場面で無念の降板となった。

(Full-Count編集部)

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