ヤクルトが2位の日体大・吉田に指名挨拶 プロ実感も…次は「教育実習」

ヤクルトから指名挨拶を受けた日体大・吉田大喜(右)【写真:編集部】
ヤクルトから指名挨拶を受けた日体大・吉田大喜(右)【写真:編集部】

大学ジャパンでは神宮球場で登板 「あのマウンドで投げられるように頑張りたい」

 ヤクルトからドラフト2位指名を受けた日体大の最速151キロ右腕・吉田大喜投手が25日、神奈川・青葉台の同大学で指名挨拶を受けた。同校からは古城隆利監督、波多腰克晃野球部長、ヤクルトから橿淵聡スカウトグループデスク、丸山泰嗣スカウトが出席。吉田は大阪の公立校、大冠高から日体大に進学。150キロ台の直球、スライダーやスプリットなどを駆使する即戦力として期待される右腕。タメのあるフォーム、下半身の強さと回転から生まれる剛球の伸びは魅力的だ。

 指名挨拶でスカウトから練習見学など今後の日程、流れなどを聞いた。吉田は「プロ野球選手になるんだなという実感が湧いてきました」と率直な思いを口にした。今夏の日米大学野球では侍ジャパン日本代表にも選ばれ、リリーフとして力投。パワーのある米国打線から力で三振を奪った。高校日本代表との壮行試合では本拠地となる神宮球場で登板。「マウンドからの眺めがよかったです。また、あのマウンドで投げられるように頑張りたいと思います」と気持ちを引き締め、1軍での活躍を誓った。

 1年生の時からリーグ戦に登板も、2年夏には右肘と左ハムストリングを痛め、秋の同年秋のリーグ戦の登板がなかった。しかし、その時に元中日で同校OBの辻孟彦コーチから「けが明けに成長するのがいい選手だ」という助言を受け、リハビリとその後のトレーニングで、負傷前よりもパフォーマンスを上げた。けがと自分の体と向き合い、勉強したことも飛躍を遂げたひとつの要因となった。吉田は教職課程をとっており、今後は大冠高で教育実習が控える。保健体育の授業を行う予定で、後輩たち経験を言葉でしっかりと伝えていく。残り少なくなった学生生活を全うし、プロへの準備も進めていく。

(楢崎豊 / Yutaka Narasaki)

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