大谷翔平所属のエ軍投手コーチに前メッツ指揮官 イ軍コーチ時代にはリーグ制覇に貢献

来季からエンゼルスの投手コーチに就任するミッキー・キャラウェイ氏【写真:Getty Images】
来季からエンゼルスの投手コーチに就任するミッキー・キャラウェイ氏【写真:Getty Images】

エ軍オーナーは給与総額引き上げ明言、今オフFAのア軍コール獲得のためか

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスの来季投手コーチに、今季までメッツの監督を務めたミッキー・キャラウェイ氏が就任することになった。MLB公式サイトが「キャラウェイがエンゼルスの投手コーチとして、マドン(新監督)に加わった」とのタイトルで詳細をリポートしている。

 記事は「メッツの監督であったミッキー・キャラウェイは、次のポジションを探すのに時間は長くかからなかった。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者によると、彼はエンゼルスのジョー・マドン監督の陣営に、投手コーチとして、新しく加わることになったということだ」と伝えた。

 キャラウェイ氏は2013年から17年までインディアンスで投手コーチを務め、16年リーグ優勝に貢献。昨季3年契約でメッツの監督に就任した。しかし、昨季は77勝85敗で地区4位、今季は86勝76敗で地区3位に終わり、契約を1年残して解任されれていた。

 キャラウェイ氏は2002~03年にエンゼルスに在籍。記事によると、その時マドン氏はエンゼルスのベンチコーチを務めていたという。

 記事ではさらに、補強についても言及。「球団オーナーのアルテ・モレノ氏が24日に『2020年はチームの給与総額を引き上げる』と語った。ワールドシリーズ後にFAとなるアストロズの投手で、地元オレンジカウンティ出身のゲリット・コールを獲得するためではないかと憶測を呼んでいる」と伝えている。

 マドン新監督の下、チーム改革に着手する姿勢を示しているエンゼルス。今季地区4位に終わったチームがどのように変貌を遂げていくのか注目だ。

(Full-Count編集部)

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