アストロズ、怒涛の敵地3連勝で2年ぶり2度目の世界一王手! ナ軍はシャーザー回避が響く

第5戦に先発登板し好投したアストロズのゲリット・コール【写真:Getty Images】
第5戦に先発登板し好投したアストロズのゲリット・コール【写真:Getty Images】

2回にアルバレス、4回にコレアが2ラン、9回にスプリンガーが2ラン、先発コールは7回1失点の快投

■アストロズ 7-1 ナショナルズ(ワールドシリーズ・日本時間28日・ワシントンDC)

 アストロズは27日(日本時間28日)、敵地で行われたナショナルズとのワールドシリーズ第5戦に7-1で勝利。怒涛の3連勝で通算成績を3勝2敗とし2年ぶり2度目の世界一に王手をかけた。3本の2ランホームランが飛び出すなど打線が爆発した。

 両リーム無得点で迎えた2回。アストロズは1死からグリエルが遊撃内野安打で出塁すると続くアルバレスが左中間へ2ランを放ち先制に成功。さらに4回には2死二塁からコレアが左翼席へ2ランを放ちリードを広げた。

 3点リードとなった8回にはグリエルの中前適時打、9回にはスプリンガーの2ランが飛び出しダメ押しに成功した。

 投げては先発のコールが7回3安打9奪三振1失点の快投。一方、ナショナルズは先発予定だったシャーザーが首の痛みにより先発を回避。代役としてマウンドに上がったロスは5回5安打4失点で降板となり、シャーザー不在が大きく響いた形となった。

 ホームでの第1戦、第2戦で負けた後、第3戦、第4戦に勝ったのは、1986年のメッツと1996年のヤンキースのみで、どちらもその後、世界一となっている。過去のデータ通りにアストロズもこのまま世界一を手にすることができるか。

(Full-Count編集部)

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