侍J松田、ムードメーカー健在「アイキャノン!」「誠司キャノン!」に「掴みはOK」

侍ジャパンのソフトバンク・松田宣浩【写真:福谷佑介】
侍ジャパンのソフトバンク・松田宣浩【写真:福谷佑介】

侍ジャパンでも“熱男”健在、ちびっ子ファンの声援にポーズで応える

 野球日本代表「侍ジャパン」の松田宣浩内野手が、坂本勇人内野手の“指導役”に名乗りをあげた。28日、沖縄・那覇市内で2次合宿がスタート。坂本とともにシートノックで三塁に入ると「色々な選手がサードを守れたらいい。チームの活性化になればいい」と歓迎した。

 侍ジャパンでも“熱男”は健在だった。ソフトバンクでもムードメーカーとして知られる松田。この日もシートノック中から大声をスタジアム中に響かせて、チームに活気を与えた。三塁手で6年連続7度のゴールデングラブ賞を受賞している名手は、途中から初の三塁に入った坂本に対してアドバイスも送った。

 練習終了後には「勇人も言っていたけど、角度が違うと。見た感覚をアドバイスできればいい。一緒にやっていると楽しいし」と語った松田。坂本に対しての助言の一端も明かし「サードってショートやセカンドに比べて距離がないので、正面に入ると負けてしまうことがある。お腹さえ向いていれば正面だから。全部正面に入る必要はないよ、とは話した」と語った。

 ノック中には甲斐に対して「甲斐キャノン!」、會澤に対して「アイキャノン!」、そして小林には「誠司キャノン!」と声をかけて和ませた。ちびっ子ファンから「熱男~!」と声をかけると“熱男ポーズ”で応えるなど、初日から“キャラ全開”。「誠司キャノンは1文字多かったけど、2人とも嬉しかったと思うよ! 掴みはOKでしょ」と満足げに球場を後にしていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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