メキシコWLで濱矢VS関根の“DeNA対決”が実現 快投の濱矢「投げやすかった」

関根は攻守で勝利に貢献「勝利の重みを感じられる瞬間があることが幸せ」

 一方、前日26日(同27日)の試合で4打数無安打に終わっていたオブレゴンの関根は、初回の犠打の後、2打席目は濱矢の外角への直球の前に見逃し三振。5回の3打席目には一塁への内野安打で出塁すると、7回の4打席目には四球で出塁し、後続の犠飛で決勝点となる3点目のホームを踏んだ。9回の5打席目は二ゴロだった。

 守備でも貢献した。6回に左中間への当たりを瞬時の判断で素手で取り、カットマンの遊撃手に好返球。一塁から生還を狙った相手走者の3点目の得点を阻止したことが、勝利にもつながった。

 関根は「5回にヒットエンドランのサインで(ワンバウンドのボールを)空振りしてしまっていたので(一塁走者が盗塁死)、得点に絡めたことよりも、やるべきことができなかったことが悔しい。ただ、3連勝できたことはめちゃくちゃ嬉しいです。全部1点差でしたし、日本とは違って1勝する毎にほかの選手とハグしたり、ハイタッチをして、勝利の重みを感じられる瞬間があることが幸せです」と話した。

 メキシコのウインターリーグは今季から2チーム増え、10チームで行われており、前後期の各順位に応じてポイントが与えられ、その合計ポイント上位8チームが1月から始まるプレーオフに進出できるシステム。この試合を終え、オブレゴンは前期リーグ8勝6敗で5位。マサトランは5勝9敗で8位となった。

【動画】メキシコWLで実現した“DeNA対決”、濱矢VS関根の行方は…

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