今オフのFA宣言選手は西武秋山ら6選手 西武は交渉解禁日の3日に鷹福田と交渉

FA宣言をした楽天・美馬、西武・秋山、ロッテ・鈴木、ソフトバンク・福田(左から)【写真:荒川祐史】
FA宣言をした楽天・美馬、西武・秋山、ロッテ・鈴木、ソフトバンク・福田(左から)【写真:荒川祐史】

秋山はメジャー移籍目指す、福田、鈴木、美馬は国内球団で争奪戦に

 日本野球機構(NPB)は2日、フリーエージェント(FA)宣言選手を公示した。西武の十亀剣投手、ソフトバンクの福田秀平外野手、ロッテの鈴木大地内野手、楽天の美馬学投手、則本昂大投手が国内FA権、西武の秋山翔吾外野手が海外FA権を行使。このうち、十亀、則本がFA宣言した上で残留することを表明している。FA宣言した選手は3日から他球団との交渉が解禁となる。

 福田、鈴木、美馬については複数球団による争奪戦となる可能性が高い。海外FA権を行使した秋山はメジャー移籍を目指すことを明かしている。

 今季年俸3600万円(推定)の福田は獲得に伴う補償が必要ない「Cランク」とみられ、特に激しい争奪戦が予想され、西武は解禁日の3日に速攻で交渉に臨む。秋山がメジャーに移籍する見込みの西武は当初から獲得意思を示していた。飯田光男球団本部長、渡辺久信球団本部ゼネラルマネジャーが交渉の席に着く予定だ。

 また、今季国内FA権を取得し、来季からは外国人枠を外れて日本人扱いとなるヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手はFA権を行使せず。11月末が保留者名簿の提出期限となっており、保留者名簿を外れた場合は他球団と交渉できる。

(Full-Count編集部)

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