チケット転売詐欺でFBIが捜査 米メディア報道「Wソックス関係者から入手」か

ホワイトソックス戦の転売詐欺の疑いをFBIが捜査している【写真:Getty Images】
ホワイトソックス戦の転売詐欺の疑いをFBIが捜査している【写真:Getty Images】

ある男性が3年間で3万5000枚以上を販売「96%が招待チケット」

 メジャーリーグでインサイダーチケット転売詐欺の疑いが浮上し、FBIが捜査していると米メディアが報じた。ある男性が、ホワイトソックス戦のチケットをチケット再販会社で3年間に渡って3万5000枚以上販売。その大半を球団関係者から入手していたというのだ。

 米NBCスポーツは「FBIがホワイトソックスのインサイダーチケット転売詐欺を捜査」とのタイトルでこの“事件”についてレポート。記事では「ここ3年間(チケット再販会社の)スタブハブでホワイトソックス戦のチケットを3万5000枚以上販売したシカゴの男性をFBIが捜査していると金曜日にシカゴ・トリビューンが報じた。そのチケットの大多数がホワイトソックス関係者から入手したものとみられている」と報じている。

 さらに「捜索令状によると、その男性が販売していたチケットの96%が選手の友人や家族、球団職員、慈善目的に発行される招待チケットであった。販売されたチケットの多くが、スター投手の対戦する試合のチケットであり、チケットが発行された時点では内部情報がなければ分からないこと」と指摘。チケット発行後すぐにスタブハブで販売されていたことも、内部の協力があったことを示していると同メディアは伝えている。

 今後、罪に問われる人物が出てくる可能性も。記事では「大変怪しい」と結論づけているが、果たしてどうなるだろうか。

(Full-Count編集部)

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