【プレミア12】侍J初戦の相手はMLB31勝の“難敵”左腕「アジアの選手の動きは把握してる」
レッドソックス時代に2年連続11勝、昨季は韓国のロッテでプレー「それを生かしたい」
11月2日(日本時間3日)に開幕した「第2回 WBSCプレミア12」。野球日本代表「侍ジャパン」は5日の初戦でベネズエラと対戦する。相手先発はレッドソックス時代に2年連続11勝を挙げ、2013年の世界一に貢献した実績も持つフェリックス・ドゥブロン投手。前日の4日には「去年は韓国でプレーした。アジアの選手たちの動きは把握している」と自信を覗かせた。
ドゥブロンは2010年にレッドソックスでメジャーデビュー。2012年にローテーションに定着して11勝10敗、防御率4.86の成績を残すと、2013年にも11勝6敗、防御率4.32で2年連続2桁勝利を達成し、上原浩治投手らとともに世界一に貢献した。その後はカブス、ブルージェイズ、アスレチックスと渡り歩いてメジャー通算31勝。昨季はKBO(韓国プロ野球)のロッテ、今季はメキシカン・リーグでプレーしていた。
本番前日に日本メディアに囲まれると、「もちろん全力を尽くす以外にも、日本のチームはすごく強いので全力で挑みたい」と警戒心を見せたが、一方で自信も覗かせた。
「去年は韓国でプレーした。韓国にしろ日本にしろアジアの選手たち、投手だったり打撃だったり、彼らの動きは把握している。今回の試合はそれを生かして挑みたい」
初優勝を目指す侍ジャパンに初戦から強敵が立ちはだかりそうだ。
○『世界野球プレミア12』の主な予定(テレビ朝日系列で放送)
11月5日(火)午後6時45分~ 開幕戦「日本×ベネズエラ」
11月11日(月)午後6時45分~ 「スーパーラウンド」
11月13日(水)午後6時45分~ 「スーパーラウンド」
11月17日(日)「決勝」