ブ軍の韓国“逆輸入”テームズの来季契約破棄に米メディア「驚き」今季25本塁打

ブルワーズのエリック・テームズ【写真:Getty Images】
ブルワーズのエリック・テームズ【写真:Getty Images】

ブルワーズは今季25本塁打テームズの来季契約選択権を行使しないと発表

 ブルワーズは4日(日本時間5日)、韓国からの“逆輸入”として活躍していたエリック・テームズ内野手との来季契約選択権を行使しないと発表した。テームズはフリーエージェント(FA)となる。

 来季年俸は750万ドル(約8億2000万円)だったが、球団は100万ドル(約1億1000万円)の違約金を払う。32歳のテームズは韓国からのメジャー復帰3年目だった今季149試合出場し、打率.247、25本塁打、61打点をマーク。持ち味の長打力を発揮していただけに、地元紙「ジャーナル・センチネル」は「2019年の活躍を考慮すると、テームズに関する決断は幾分驚きだった」と伝えた。

 さらに、同紙はテームズとの来季契約を破棄したデビッド・スターンGMのコメントを紹介。「(テームズのオプションを行使しなかった決断は)色々な状況が関係している。1つは全体的な市場に関しての評価をした上でということ。球団外部で利用できる選択肢が何であるかを考えた上でのことだ。無論、我々はエリックを復帰させる可能性を閉ざしているわけではない」とコメントしたという。

 テームズは2008年のドラフト7巡目でブルージェイズから指名されたが、メジャーに定着できず、2013年オフに韓国のNCダイノスと契約した。1年目の2014年から打率.343、37本塁打、121打点と大活躍。2年目の2015年も打率.381、47本塁打、140打点、40盗塁をマークし、首位打者とMVPに輝いた。2016年も121試合に出場して打率.317、40本塁打、118打点の好成績。本塁打王を獲得し、オフにブルワーズと3年契約。5年ぶりメジャー復帰となった17年は4月にリーグトップの11本塁打を放つなど31本塁打を記録。センセーションを巻き起こしていた。

(Full-Count編集部)

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