メッツ“不良債権”121億円外野手、来季もプレーのメド立たず 「将来予測は不可能」

メッツのヨエニス・セスペデス【写真:Getty Images】
メッツのヨエニス・セスペデス【写真:Getty Images】

メッツ・セスペデスは右足かかと手術のリハビリ中の5月に牧場で右足首を骨折して全休

 5月中旬に自身が所有する米フロリダ州の牧場で右足首を骨折し、今季はメジャー出場なしに終わったメッツのヨエニス・セスペデス外野手。16年オフに4年1億1000万ドル(約121億円)で大型契約を結んだ34歳は来季の完全復活が期待されるが、まだ復帰のメドは立っていないようだ。MLB公式サイトが伝えている。

 MLB公式サイトは、今季まさかの全休となったセスペデスの近況をレポート。ブロディ・バンワゲネンGMはオールスター戦に2度選出された大砲の復帰について慎重な姿勢を崩さなかったという。

「現在セスはリハビリ中だ。開幕が近づくにつれ、身体とパフォーマンスを評価していく」

「過去にも怪我について語ったことがあるが、将来を予測することは不可能だよ。様子をみるしかない」

「はっきり言うが、彼がいつ復帰するかを予測する十分な情報がない」

 メジャー通算163本塁打を記録しているセスペデスはここ最近は故障に悩まされてきた。18年は右股関節屈筋痛で2か月以上離脱し、復帰した直後の18年8月には右足かかとを手術。全治8~10か月の離脱で今季後半戦で復帰するはずだったところで、“牧場故障”した。

 来季年俸は2950万ドル(約32億1000万円)。MLB公式は「それ以降、彼はその怪我と他の手術からのリハビリに取り組んでいる。現在の契約を結んで以降、セスペデスは119試合にしか出場しておらず、打率.282、出塁率.343、長打率.525、26本塁打。34歳のセスペデスは最後に出場してから来季の開幕日まで21か月間プレーしていないこととなる」と厳しい現実を伝えた。

(Full-Count編集部)

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