かつての「日本キラー」韓国代表左腕を米メディアが格付け 「FA市場の中間クラス」

韓国代表に選出されているキム・グァンヒョン【写真:Getty Images】
韓国代表に選出されているキム・グァンヒョン【写真:Getty Images】

キム・グァンヒョンは今季韓国プロ野球で17勝、「メジャーでのプレー希望」と米メディア伝える

「第2回 WBSC プレミア12」で連覇を狙う韓国代表の左腕、金廣鉉(キム・グァンヒョン)投手について、米最大の移籍情報サイト「MLBトレードルーモアズ」が「2020年にMLBでプレーすることを望んでいる」と報じた。米国でスクープを連発するケン・ローゼンタール記者が、自身のツイッターに「キム・グァンヒョンは来季メジャーリーグでプレーすることを望んでいる。彼の所属する球団であるSKワイバーンズは、現在選択肢を検討している最中である」などと投稿したことを受けた形で伝えている。

 記事は「キム・グァンヒョンは米国でプレーするチャンスがあった」と、2014年にパドレスと契約合意に至らなかったことを紹介。「FA市場にいるトップクラスの選手獲得を目指すために必須となる(かなりの)金額を払うことに抵抗がある球団にとっては、彼は“中間クラス”のFA獲得候補といった立ち位置になり得るだろう」と伝えた。

 31歳のキム・グァンヒョンは今季韓国プロ野球で31試合に登板して17勝6敗。190回1/3を投げて、防御率2.51、180奪三振、38与四球だった。2008年北京五輪で金メダル獲得に貢献。日本戦に2度先発して好投したことから「日本キラー」と呼ばれたが、翌2009年の第2回WBCでは日本戦で1回1/3を投げて8失点と炎上した。その後、2015年のプレミア12にも韓国代表として出場した。

(Full-Count編集部)

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