【プレミア12】侍J、決勝進出へ王手をかけて16日の韓国戦へ 稲葉監督「悔いのないように戦う」

メキシコ戦で勝利を喜んだ侍ジャパン・稲葉監督(左)【写真:荒川祐史】
メキシコ戦で勝利を喜んだ侍ジャパン・稲葉監督(左)【写真:荒川祐史】

2勝1敗の韓国は15日のメキシコ戦を経て、16日の日本戦に臨む

■日本 3-1 メキシコ(プレミア12・13日・東京ドーム)

 野球日本代表「侍ジャパン」は13日、東京ドームで「第2回 WBSCプレミア12」(テレビ朝日系列で放送)スーパーラウンド第3戦のメキシコ戦に臨み、3-1で勝利した。左腕対策として1番から右打者5人並べる稲葉篤紀監督の采配が的中。序盤に打線が繋がってリードを奪い、投手力で逃げ切った。これでスーパーラウンドは3勝1敗となり、決勝進出に王手をかけた。

 16日のスーパーラウンド最終戦は前回王者韓国と激突する。幾度となく好勝負を繰り広げた好敵手とは2015年前回大会準決勝で戦い、3点リードした9回に4点を失って悪夢の逆転負けを喫している。

 韓国は今大会オープニングラウンドを3戦全勝で突破。スーパーラウンドではアメリカを5-1で撃破するも、チャイニーズ・タイペイに0-7で完敗を喫した。その悔しさを胸に15日のメキシコ戦、そして16日の日本戦を迎える。

 稲葉監督は「このチームで試合ができるのは韓国戦、決勝と2試合。悔いのないように全員で1試合1試合結束力を持って戦っていきます」と力を込めた。

○『世界野球プレミア12』の主な予定(テレビ朝日系列で放送)
11月17日(日)「決勝」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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