【プレミア12】侍J金子コーチ、大会中「一度もいい夢見ていない…」 特効薬は打棒爆発?

スーパーラウンド3試合で3得点ずつ、今大会の本塁打は鈴木の3本のみ

 ここまで打線は4番に座る鈴木誠也外野手(広島)がランナーを返すことが大半で、好機を逃すことも多かった。スーパーラウンド3試合はいずれも3得点ずつ。今大会の本塁打は鈴木の3本のみだ。

 金子コーチはこんな悲しいエピソードもこぼす。「言われたんですよ、球場の外国人の方に。『みんな練習ではホームラン打つけど、試合では鈴木しか打たない』って。通訳さんに訳される前に自分で理解しました。点の取り方はいっぱいありますから……」。

 次戦16日の韓国戦は、先発が韓国エース左腕のヤン・ヒョンジョン(起亜)と見られているが、「左バッターは4人しかいないので、左投手には右左あまりこだわる必要はないのかな」と打線が大きく変わる可能性は低い。「早く点を取って岸らしさが出せるような展開にできれば」と韓国戦先発とみられている岸を援護したい考えだ。

「いつも夢みたりするんですけど、いいイメージの夢とか。けど大会入ってから一度もいい夢を見てないので。なかなか厳しい戦いになるんじゃないのか」と“夢占い”で場を沸かせた金子コーチ。残り2試合で、夢のような打線の爆発が見られるだろうか。

○『世界野球プレミア12』の主な予定(テレビ朝日系列で放送)
11月17日(日)「決勝」

(臼井杏奈 / Anna Usui)

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