【プレミア12】韓国紙が16日の日本戦を詳報 乱打戦の敗戦に「点差を縮めても投手が失点…」

16日の試合では侍ジャパンが韓国相手に10-8で勝利【写真:荒川祐史】
16日の試合では侍ジャパンが韓国相手に10-8で勝利【写真:荒川祐史】

韓国紙「スポーツ京郷」は打線にも言及「初スタメンの選手が強い打撃を見せつけた」

 韓国紙「スポーツ京郷」は、16日に東京ドームで行われた、日本との「第2回 WBSC プレミア12」スーパーラウンド第4戦を詳報。「韓国野球代表チームが日本と長短26安打の乱打戦の末に8-10で敗れた」と伝えた。同紙は「韓日戦で東京ドームには4万4224席が完売するほどの大観衆が押し寄せた。日本の野球ファンの応援と歓声が東京ドームを埋め尽くした」と綴り、試合の模様を伝えている。

 記事は「韓国は17日の日本との決勝戦に備えて、今までベンチを温めていた選手たちを先発ラインナップに選んだ」と説明。「試合は打撃戦となった。韓国が12安打、日本が14安打を打つなど両チーム合計26安打を打ち合った。代表チームの投手陣は相手打線の攻勢に勝てず、試合の序盤に大量失点をし、打線が点差を縮めると投手が再び失点する場面が繰り返された」とレポートした。

 さらに「左腕の先発イ・スンホは2回2死後、會澤翼と菊池涼介に連続二塁打を打たれ、初失点した。1-1だった3回に再び危機が訪れた。イ・スンホは先頭打者の坂本勇人から連続続安打され、2点をさらに与えた。ここで右腕のイ・ヨンチャンをマウンドに上げたが押し出し四球やタイムリー、犠牲フライなどで4点を与え、イ・スンホの責任走者(イ・スンホが送り出した走者)を全てホームに返した。3回を終えて1-7となった」と投手陣が崩れたことを伝えた。

 次に打線の奮起に言及。「打戦は4回表にすぐに挽回に乗り出した。パク・ゴンウとキム・ジェファンが連続安打で無死一、三塁とし、パク・ビョンホとカン・ベクホがタイムリーヒットを打ち、パク・セヒョク、キム・サンスも同じくタイムリー二塁打を放った。代表チームは4回だけで5点を取り6-7と日本を追撃した。パク・ゴンウとカン・ベクホ、パク・セヒョク、キム・サンスはスーパーラウンド進出後初の先発出場にもかかわらず、強い打撃を見せつけた」と指摘した。

 そして、中盤からの点の取り合いに触れた。「5回に2点を許した韓国は6-9だった7回にイ・ジョンフとホ・ギョンミンの安打で2死一、二塁のチャンスを得た。代表チームはカン・ベクホの2点タイムリーヒットによって8-9に迫った。しかし、7回裏に1アウト満塁でゴ・ウソクが押し出しデットボールを与えて1点を追加された。代表チームはこれ以上追加点をあげることができずそのまま敗れた」とした。

○『世界野球プレミア12』の主な予定(テレビ朝日系列で放送)
11月17日(日)午後6時34分~ 決勝「日本×韓国」(ゲスト解説:上原浩治、秋山翔吾)

(Full-Count編集部)

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