東京五輪代表24人を独自予想 「プレミア12」世界一メンバーで残るのは?
東京五輪では選手登録が24人に減少、「-4」で選手構成どうなる?
「第2回 WBSC プレミア12」で10年ぶりに世界一に輝いた野球日本代表「侍ジャパン」。17日に行われた韓国との決勝では、4年前の第1回大会で敗れた韓国に雪辱を果たし、悲願の初優勝を手にした。主要国際大会で侍ジャパントップチームが世界一となるのは2009年のWBC以来となった。
来年の東京五輪に向けた試金石となったこの大会。五輪出場を決めたメキシコや韓国とも戦い、貴重なシミュレーションの場となった。世界一にも輝いたが、来年の東京五輪に向けて稲葉篤紀監督が頭を悩ますことがある。それが、選手の登録枠。「プレミア12」では28人だった選手登録が五輪では24人に減少する。
プレミア12から4人が削られるだけに、人選には相当頭を悩ますことになる。プレミア12での周東佑京外野手のような“スペシャリスト”に限られた枠を使うのか、などもポイントになりそうだ。そこでここでは今回の「プレミア12」のメンバーをベースに、来春の東京五輪の24人を独自に予想してみよう。
五輪にはMLBの協力は難しく現役メジャーリーガーの参加は難しい。また、今オフにメジャーリーグ挑戦を目指す秋山翔吾外野手、菊池涼介内野手、筒香嘉智外野手、山口俊投手も候補からは除外した。(※は今回のプレミア12のメンバー外)
【投手】12人
先発:今永昇太、岸孝之、※千賀滉大、※菅野智之、※則本昂大、※有原航平
先発中継ぎ:高橋礼、山本由伸
リリーフ:山崎康晃、甲斐野央、※松井裕樹、※宮西尚生
(その他の候補:大瀬良大地、山岡泰輔、森原康平、森唯斗、中川皓太、田口麗斗、大竹寛ら)
【捕手】2人
會澤翼、甲斐拓也
(その他の候補:小林誠司、森友哉ら)
【野手】10人
内野:坂本勇人、山田哲人、浅村栄斗、外崎修汰、松田宣浩、源田壮亮
外野:鈴木誠也、吉田正尚、近藤健介、※柳田悠岐
(その他の候補:岡本和真、高橋周平、中田翔、周東佑京、丸佳浩、山川穂高ら)
五輪の代表選考について稲葉篤紀監督は「今回の選手というのは土台にしていきます。来年の調子を含めて色々なことがあると思いますので。今回も甲斐野がルーキーであれだけの活躍をしてくれた。そういう選手が出てくれば考える必要が出てくる。ある程度、調子を見ながらになると思います」と語っている。あくまでも今回の28人は土台になってくるようだ。