「1試合当たり約3200万円」 契約解除の年俸23億円“不良債権男”を米メディア酷評

ヤンキースから契約解除となったジャコビー・エルズベリー【写真:Getty Images】
ヤンキースから契約解除となったジャコビー・エルズベリー【写真:Getty Images】

ヤンキース在籍6年間で520試合出場、511安打、打率.264に終わった

 年俸約23億円を得ながら度重なる故障により2年連続出場なしに終わったヤンキースのジャコビー・エルズベリー外野手が契約を解除された。2013年オフにFAでライバルのレッドソックスから加入。7年総額1億5300万ドル(約166億2200万円)の超大型契約を結びながら、度重なる怪我のため契約を1年残して自由契約になった。米メディアは皮肉を交えてツイッターで報じている。

 米TV局「FOXスポーツ」のリポーター、コーリー・ハービー氏は「ジャコビー・エルズベリーの名前が正式にヤンキースの故障者リストから外れるようだ」と投稿。米ラジオ局「FOXスポーツ・ラジオ」のプロデューサー、ジョン・グーレイ氏は「1億5300万ドルをもらいながら、ヤンキースの選手として打率.264、39本塁打だったエルズベリー。球界史上最悪の契約の一つだ」と指摘。ニュージャージー州最大のニュースサイト「NJ.com」のヤンキース番、ブレンダン・クティーは「ジャコビー・エルズベリーの契約を分析すると、ヤンキースで出場した1試合当たりで29万4230ドル(約3200万円)となっている」と綴った。

 移籍初年度の2014年こそ149試合出場で打率.271、16本塁打、39盗塁をマークしたが、その後は一気に下降線をたどって契約を1年残してヤンキースを去ることになったエルズベリー。ヤンキース在籍6年間で520試合、511安打、39本塁打、198打点、打率.264に終わった。辛辣なコメントが相次ぐのも仕方ないのかもしれない。

(Full-Count編集部)

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