西武・辻監督、来季の本拠地胴上げ“予告” 札幌→千葉で「所沢に近づいてます」

スポンサーパーティーで乾杯の音頭をとる西武・辻発彦監督【写真:安藤かなみ】
スポンサーパーティーで乾杯の音頭をとる西武・辻発彦監督【写真:安藤かなみ】

「来年はメットライフドームで必ず、選手たちが私を胴上げしてくれる」

 西武は25日、都内のホテルでスポンサーパーティーを行った。乾杯の音頭をとった辻発彦監督は「激戦のパ・リーグで2連覇というのはすごいこと。来シーズンは3連覇を達成し、今の若い選手たちにとってもまだ見ぬ日本シリーズへ進んで日本一になれるように」と力強く語った。

 最大8.5ゲーム差からシーズン終盤に首位に上り詰め、そのまま逆転優勝を決めた西武。辻監督は「9月24日の優勝を決めた試合が人生の中で一番緊張した。『この試合に負けたら今年の優勝はない』と、そのくらいのプレッシャーと不安でいっぱいでした」とリーグ2連覇を決めた当日を振り返り、「序盤に満塁から秋山が3点適時三塁打を打ったときに、『これはいける』と。あの1本が忘れられない」と優勝を手繰り寄せた秋山の一打を改めて称賛した。

 さらに「昨年は札幌で負けて胴上げ。今年は千葉のビジターで胴上げ。だんだん、所沢に近づいています」と話すと、会場からは拍手が。「来年はメットライフドームで必ず、選手たちが私を胴上げしてくれる」と本拠地メットライフドームでの胴上げを早くも予告していた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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