ハム堀、1000万増の1960万円でサイン 来季はリリーフで勝負「勝ちパターンで投げたい」
今季は自己最多の53試合に登板して4勝4敗5ホールド1セーブ、防御率5.22
日本ハムの堀瑞輝投手が28日、札幌の球団事務所で契約更改交渉を行い、1000万円増の1960万円でサイン(金額は推定)。4年目を迎える来季はリリーフで勝負したい思いを明かした。
今季は自己最多の53試合に登板して4勝4敗5ホールド1セーブ、防御率5.22の成績を残した堀。登板数に加え、栗山英樹監督が初めて導入したオープナー、ショートスターターとしての先発も10試合こなしたことが高く評価された。誰も経験したことのない難しい役割を振り返り「いろんな思いがあって監督が僕に託してくれたと思うので、その期待に応えようと思っていました。自分を選んでもらって、貴重な体験できたので良かったと思います」と語った。
今季途中までは先発へのこだわりが強かったが、今は中継ぎで勝負したいという思いに変わった。この日、球団からどちらをやりたいか問われて「リリーフをしたいと伝えました」と言い切った。リリーフへの思いが芽生えたのは「何月かは覚えていないけれどメットライフで先発した時」だと言う。「投げ終えて、何もない状態でベンチで見ている時に中継ぎの人たちが出ていくのを見て、キラキラして見えて。あっ、あっちでやりたい。あっちの方がかっこいいと思えました」とその瞬間を振り返る。