ハム堀、1000万増の1960万円でサイン 来季はリリーフで勝負「勝ちパターンで投げたい」
大先輩の宮西を目標に12月から共に自主トレへ
栗山監督からはファンエスティバルで会った時に「来年もオープナーをやっていくつもりだから」と言われ、心の準備はしている。「来年は変な緊張はないと思うので、しっかりいい結果を残せるようにしたいです」とオープナーにも対応するつもり。だが、心に秘めているのは「勝ちパターンで投げたい」という思いだ。
目標はリリーフ左腕で前人未到の300ホールドを達成した宮西尚生投手。「身近にミヤさんがいるので。追い越すというのは、まだ自分で言うのは早いと思うので、まずはそこを目指して。いずれは何とか追いつけるようになりたいなと思います」と意気込みを口にした。
来月には尊敬する師匠のハワイ自主トレに自ら志願して同行する。「今年1年通して『まだまだお前は体力が足りない』とか『体ができていない』とか、近くで見てくれているからこそ指摘されることも多かったので、ミヤさんの自主トレについて行って、いろんなことを勉強して来たい」と目を輝かせる。
課題は明確だ。今季は球宴前まで2点台だった防御率が最終的には5点台まで落ちた。「ちょっと前半飛ばしすぎたかなと思っています。前半は自分でもいい成績残せたのかなと思っていますが、後半ガス欠しちゃったので。今年は全てに全力で行き過ぎたのかなと調整がまだ難しい部分がありました。来年は1年通して自分の投球をして、チームの優勝に貢献できるように」と力を込めた。師匠から多くのことを学び、4年目の飛躍につなげる。
(Full-Count編集部)