元中日チェンが“お買い得物件”? 他球団移籍ならMLB最低保証額で契約可能

マーリンズから契約解除となったチェン・ウェイン【写真:Getty Images】
マーリンズから契約解除となったチェン・ウェイン【写真:Getty Images】

マーリンズは来季年俸だった24億円の支払い義務が…

 元中日のチェン・ウェイン投手がマーリンズから正式に自由契約となった。2015年オフにFAとなり、5年総額8000万ドル(約87億円)で加入したが活躍することはできなかった。米メディアはMLBの他球団が獲得することになればメジャー最低保証額の“お買い得物件”であることを伝えている。

 2015年オフにFAとなり、5年総額8000万ドルで加入したものの、オリオールズ時代のような活躍はできず。近年は“不良債権”として厳しい評価を受けていたが、マーリンズは来季年俸2200万ドル(約24億円)を捨ててまでメジャー40人枠から外すことになった。

 MLB公式サイトも「チェンがマーリンズから契約解除、そしてFAに」との見出しで正式にFAとなったことを伝えた。記事ではマーリンズが来季の年俸として受け取る予定だったチェンに2200万ドル(約24億円)の支払い義務があることを言及し「もしチェンが他球団でマウンドに上がる場合、その球団はMLB最低保証年俸の55万5000ドル(約6080万円)を支払う責任を負うことになるだろう」と指摘した。

 メジャー通算59勝をマークしたチェンは、マイナーも視野に入れ米国でのプレーを希望しているとの報道も出ている。一度は“メジャードリーム”を手にした左腕は来季どの球団でプレーするのか注目だ。

(Full-Count編集部)

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