際立つソフトバンク&楽天の外国人 下位3球団は苦戦…12球団助っ人診断パ編

日本ハム、オリックスは助っ人の目立った活躍はなし

○ロッテ
【投手】D
レイビン 2試合0勝0敗0S0H 防27.00
チェン・グァンユウ 44試合1勝1敗0S5H 防3.63
ブランドン 14試合0勝2敗0S3H 防3.94
ボルシンガー 20試合4勝6敗0S0H 6QS 防4.63
【野手】C
バルガス 35試合84打数15安1本6点 率.179
レアード 139試合487打数121安32本89点 率.248
マーティン 52試合194打数45安14本39点 率.232

 クライマックスシリーズ進出を目前で逃したロッテ。助っ人がなかなか期待通りの働きを見せられなかったのが痛かった。新助っ人のレイビン、ブランドンともに結果を残せず。2年目のボルシンガーは故障も相次ぎ4勝止まりだった。

 野手も日本ハムから移籍したレアードは32本塁打と期待通りの活躍を見せた一方で、レアードとともに打線の核として期待されたバルガスは35試合止まりに終わった。シーズン中に加入したマーティンは52試合で14本塁打、守備でも度々貢献した。

○日本ハム
【投手】D
マルティネス 1軍登板なし
ハンコック 8試合0勝1敗2S2H 防9.00
バーベイト 15試合2勝2敗0S1H 0QS 防5.63
ロドリゲス 34試合6勝7敗1S8H 3QS 防3.25
【野手】D
王柏融 88試合306打数78安3本35点 率.255

 日本ハムも今季は助っ人に苦しめられたチームの1つだった。マルティネスは前腕の屈筋損傷など故障が相次いで1軍登板なし。ハンコック、バーベイトの新助っ人2人も期待に添えなかった。

 ロドリゲスは“オープナー”の後を受ける第2先発などで34試合に登板し、6勝をマーク。まずまずの働きを見せた。台湾で2度の4割を記録した実績を持つ王柏融も怪我により88試合の出場にとどまった。

○オリックス
【投手】C
アルバース 13試合2勝6敗0S0H 5QS 防5.83
ディクソン 37試合2勝1敗18S5H 防3.03
エップラー 24試合4勝4敗0S3H 防4.02
【野手】D
モヤ 64試合242打数59安10本35点 率.244
ロメロ 81試合295打数90安18本63点 率.305
マレーロ 43試合123打数26安2本14点 率.211
メネセス 29試合102打数21安4本14点 率.206

 3年ぶりに最下位に沈んだオリックス。ローテの柱として期待されたアルバースは椎間板ヘルニアの影響で2勝止まり。新助っ人のエップラーも24登板止まり。ディクソンは出遅れ、中盤以降はリリーフ、抑えとして起用されて37試合で18セーブをマークした。

 野手では新助っ人のメネセスが奮わず。さらにドーピング検査で禁止薬物への陽性反応が出たため、1年間の出場停止処分を科され、シーズン中に自由契約となった。ロメロは打率.305、18本塁打を記録したが、相次ぐ故障で81試合の出場では物足りない。マレーロも打率.211に終わった。中日からシーズン途中に加入したモヤは移籍後初打席で初本塁打を放ち、インパクトを残して64試合で10本塁打を放った。

(Full-Count編集部)

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