鷹・西田は400万円減の1400万円 減額制限ギリギリのダウンも納得サイン「仕方ない」

契約更改に臨んだソフトバンク・西田哲朗【写真:福谷佑介】
契約更改に臨んだソフトバンク・西田哲朗【写真:福谷佑介】

今季は脇腹の相次ぐ故障に見舞われてわずか7試合の出場に終わる

 ソフトバンクの西田哲朗内野手が2日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限に迫る400万円減の1400万円(金額は推定)でサインした。

 西田は開幕直後に左脇腹を痛め、7月に1軍復帰を果たすもののすぐに右脇腹を故障。わずか7試合のみの出場に終わり、8打席で1安打、打率.125の成績だった。「今年は野球をやれたのが1か月もなかったので(減額は)仕方ないと思っていた。申し訳ないという気持ちもありますから」と、25%の減額制限に近いマイナス提示にも納得してサインした。

「不甲斐ない気持ちはありましたが、もともと落ち込む方ではないので。シーズン中に戻れなかったので、しっかりと来季を見据えてやるだけ。ケガの状態はほぼほぼ大丈夫。来季こそケガなく1年間プレーして、チームのリーグ優勝と日本一のピースになれるようにやっていきます」

 また、元楽天の西田は平石洋介コーチの入団について「楽天では平石さんの選手時代から声をかけていただいたし、二軍監督としても接してきた。選手一人ひとりの表情を見て話しができる方なので、チームにとっても自分にとってもプラスになると思う」と歓迎した。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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