西武が松坂大輔との契約合意を正式発表! 14年ぶりの復帰に「大変嬉しく思います」

西武への入団が発表された松坂大輔【写真:藤浦一都】
西武への入団が発表された松坂大輔【写真:藤浦一都】

昨季中日で6勝を挙げて復活を果たしたが、今季は1軍登板2試合に終わる

 西武は3日、中日を退団した松坂大輔投手との契約が合意に達したと発表した。14年ぶりの西武復帰となる。2年在籍した中日から退団を決めていた松坂は2日に公示された契約保留者名簿から外れて、自由契約となっていた。

 1998年のドラフト1位で西武に入団した松坂は2007年にポスティングシステムを利用してレッドソックスへ移籍。ワールドシリーズ制覇などを経験し、インディアンス、メッツを経て、2015年からはソフトバンクへと入団した。

 だが、ソフトバンクでは右肩の故障に苦しめられて3年間で1軍登板わずか1試合のみ。2017年オフに退団し、2018年からは中日に加わった。昨季は4月30日のDeNA戦で4241日ぶりの白星をあげるなど6勝を挙げてカムバック賞に輝いた。

 今季は春季キャンプ中にファンとの接触により右肩に炎症を発して出遅れ。1軍登板は2試合のみに終わり、7月27日のDeNA戦では1回8安打8失点と炎上。これが中日での最後の1軍登板となった。中日からは残留のオファーもあったが、松坂自身が退団を選択。西武はシーズン終了後から獲得に向けて調査を進めていた。

 松坂は球団を通じて「この度、14年ぶりに埼玉西武ライオンズに復帰する事になり大変うれしく思います。プロ野球選手としてのスタートであり、育ててもらった所沢、そしてライオンズファンの皆さんの前で再び野球が出来ることをとても楽しみにしています。リーグ3連覇、日本一を目指すチームの力になれるよう努力していきたいと思います」とコメントを発表した。

(Full-Count編集部)

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