大田が1億円、近藤は年俸1.5億円で3年契約、中田は1000万円増…日ハムが7選手と契約更改

契約更改に臨んだ日本ハム・大田泰示【写真:石川加奈子】
契約更改に臨んだ日本ハム・大田泰示【写真:石川加奈子】

渡辺諒は2.5倍増の3500万円、鶴岡は現状維持の6000万円でサイン

 日本ハムは3日、札幌市の球団事務所で7選手と来季の契約を更改した。年俸、今季成績、来季の目標は次の通り(金額は推定)。

○石井一成内野手(1620万円→1900万円)
76試合196打数44安打22打点4本塁打2盗塁、打率.224
「来年は全試合出るつもりでやりたいと思っています。ショートのレギュラーを勝ち取って、追いつけないぐらい上に行きたいです。最低2割5分は打てないとレギュラーではないと感じます。オフは体重を5キロ1敗7ホールド0セーブ、防御率4.98
「あまり調子の上がらない1年でした。原因はフォークの落ちと真っすぐのキレが昨年ほどではなかったこと。低めに強い球が投げられず、ホームランも多かったです。真っすぐの質とキレを見直して、巻き返したいです」

○浦野博司投手(3000万円→2800万円)
25試合34回1/3 3勝1敗7ホールド0セーブ、防御率4.98
「あまり調子の上がらない1年でした。原因はフォークの落ちと真っすぐのキレが昨年ほどではなかったこと。低めに強い球が投げられず、ホームランも多かったです。真っすぐの質とキレを見直して、巻き返したいです」

○渡辺諒内野手(1400万円→3500万円)
132試合481打数126安打58打点11本塁打0盗塁、打率.262
「やっと規定打席に乗り、ベースの部分ができたので、来年はもっといい成績を残せるように頑張ります。打率3割のために、三振を減らして四球を多くすることが目標。ホームランと打点も今年以上の成績を残したいです」

○近藤健介外野手(1億円→1億5000万円)
138試合490打数148安打59打点2本塁打1盗塁、打率.302
「(最高出塁率の)タイトルは獲れましたが、全体的に数字が下がり、悔しいシーズンでした。来季は首位打者を目指します。3割5分くらいを目標にしないと獲れないと思うので、より高みを目指して試行錯誤しながらやっていきます」

○鶴岡慎也バッテリコーチ兼捕手(6000万円→6000万円)
35試合62打数11安打4打点1本塁打0盗塁、打率.177
「今年は選手としても成績を残せなかったですし、チームが5位に終わり、コーチとしても責任を感じています。今年1年で流れは分かったので、来年は選手としても、コーチとしても、チームが勝つために働きます」

○大田泰示外野手(6500万円→1億円)
132試合557打数161安打77打点20本塁打6盗塁、打率.289
「さらに成績を残すための手応えを感じられた1年でした。打率もホームランも打点もまだまだやれる。来年は4番にチャレンジしたいです。憧れがあるし、やりがいも責任もある。覚悟というか、腹をくくって、もっとやりたいと思います」

○中田翔内野手(2億8000万円→2億9000万円)
124試合450打数109安打80打点24本塁打0盗塁、打率.242
「戦力は揃っていると思いますが、今年は僕もですが、ケガがありました。1年通してレギュラーメンバーで戦い抜くことが大事。ケガに気を付けながら、個人的にはもっと打点にこだわりを持ちたいです。最低100は打たないと」

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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