ダルビッシュ、“飛ぶボール”問題に言及「左打席でホームラン。なーぜー?」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

今季歴代最多6776本塁打を記録、MLBはフライボール革命が本塁打急増につながったと発表

 カブスのダルビッシュ有投手が11日(日本時間12日)、自身のツイッターを更新。大リーグの“飛ぶボール”問題について言及した。

 今季の大リーグではレギュラーシーズンで歴代最多6776本塁打を記録。最多だった17年の6105本塁打を大きく上回った。この日、大リーグ機構(MLB)が縫い目の高さによる空気抵抗と打者が打球に角度をつけて打ち上げる「フライボール革命」が本塁打急増につながったと発表。ローリングス社のマイケル・ズラケットCEOは「ボールに加工したり、加工するように1度も頼まれたことはない。自分たちでそんなことをすることはない」と主張した。

 だが、ダルビッシュの意見は違うようだ。17年途中にトレード加入したドジャースでの打撃練習で感じていた“違和感”を綴った。

「飛ぶボールではなく打者のアプローチでホームランが増えているとMLBが発表。2016年以前の投手の打撃練習でホームランなんてほぼ出なかったのに、以降はほぼ誰でもホームランになっている。ドジャースに行ってから試合で打ったことすらない左打席で打ってもセンターにホームラン打てた。なーぜー?」

 これまでにアストロズのジャスティン・バーランダー投手が意図的に“飛ぶボール”に変更したのではないかと主張。ホワイトソックスのルーカス・ジオリト投手、ヤンキースと9年総額3億2400万ドル(約352億3300万円)の超大型契約を結んだゲリット・コール投手はアストロズ時代にボールの感触が違うと発言している。

 大リーグ機構は飛ぶボール問題の収束をはかろうとしたが、まだまだ収まりそうになさそうだ。

(Full-Count編集部)

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