田中将大らはコール加入で「遥かに優れた投手に」 地元TV局「球界最高でしょう」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

2009年以来の世界一に向けて戦力は充実「これで言い訳はできなくなりました」

 アストロズからFAとなっていたゲリット・コール投手と、9年総額3億2400万ドル(約354億円)での契約に成功したヤンキース。地元TV局「YESネットワーク」では、コール加入によって出来上がる田中将大投手らとのローテーションが「球界最高」と絶賛し、ワールドシリーズ制覇へ「言い訳できなくなった」と指摘している。

 投手史上最高額となる超大型契約を「とてつもない動きです」と評価したのはアナリストのジャック・カリー氏。「ヤンキースの歴史において、素晴らしい日になりました。彼らはコールを狙っていました。(オフの)最優先事項に挙げていたのです」と争奪戦を制したことを称賛した。

 リポーターのメレディス・マラコビッツ氏はコールに加え、セベリーノ、田中、パクストンとエース級の揃うローテーションを「それを見てワクワクしないなら、どうかしてますね。それはもう素晴らしいローテーションです」と絶賛。ヤンキースOBで解説者のジョン・フラハーティ氏も「セベリーノ、タナカ、パクストンは、ローテーションのトップではなく“中盤”で投げることになり、突如として(以前よりも)遥かに優れた投手のように見えます」と他の投手たちにも好影響が出るとしている。

 さらにフラハーティ氏は「ブルペンは球界最高です。そしておそらく、ローテーションも球界最高でしょう。打線もHRを量産できます。これで言い訳はできなくなりました。何とかして、WSを制覇する術を見つけなければなりません」と言及。2009年以来、11年ぶりとなるワールドシリーズ制覇に向けて十二分に戦力が整っていると見立てていた。

(Full-Count編集部)

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