筒香にレイズGM&監督“ベタ惚れ” 評価したのは「身体面、体の動き、手の動き…」

レイズへの入団会見に臨んだ筒香嘉智(中央)【写真:AP】
レイズへの入団会見に臨んだ筒香嘉智(中央)【写真:AP】

キャッシュ監督は筒香の人間性も評価「今後のリーダーになれる」

 17日(日本時間18日)にレイズと正式に契約を交わし、入団会見を行った筒香嘉智外野手。2年1200万ドル(約13億3000万円)で筒香を獲得したレイズのケビン・キャッシュ監督、エリック・ニアンダーGMは早くも筒香に“ベタ惚れ”の様子だ。MLB公式サイトが「『君が必要だ』ツツゴウはレイズに動かされた」と題して報じている。

 MLB公式サイトの記事によれば、レイズはここ数年に渡って筒香をスカウティングしていただけでなく、キャッシュ監督とニアンダーGMがウインターミーティングの前に筒香に会うためにカリフォルニアを訪問したという。獲得に熱心だったレイズ。筒香が「レイズが最初に自分に興味を持ってくれた球団だった」と語ったと伝えている。

 早くから筒香の才能に注目していたニアンダーGMは「彼ほど打撃で成功している選手はあまりいません。身体面、体の動き、手の動きから、彼がメジャーリーグでも高いレベルの成功を収めると我々は考えました」と絶賛。キャッシュ監督も「彼は野球のエリートレベルで本当に本当に成功してきました。彼と何度か話し合い、彼が他の人たちや我々と接するところ、彼の振る舞いを見ました。我々は幸運です。自然体でいることができ、今後のリーダーの1人になれる選手を獲得したからです」と人間性も高く評価している。

 また、記事内では筒香の起用法についてもレポート。「レイズはツツゴウが守備面で万能性をもたらすことを望んでいる。この28歳は主にDHとして出場するとみられているが、左翼を守ることもできる。サンプルは少ないが、三塁の守備も向上した。三塁の守備を更に向上させれば、三塁で左打者の選択肢となり、ヤンディ・ディアスと出場機会を分けるかもしれない。ツツゴウは一塁でもプレーできるかもしれないが、レイズにはすでにジマン・チェとネイト・ロウという左打者がいる」とDHを中心に左翼手、三塁手、そして一塁手と複数の起用パターンを予想している。

「万能性は助けになります。今季、怪我人が出た時にポジションを動かして対応しました。彼もそのように起用できます。打線の中軸のどこかになると考えています」とするキャッシュ監督のコメントも記事では紹介している。熱烈な歓迎を受けた筒香だが、来季はどのような結果を見せるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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