レイズ入りの筒香をMLB公式が特集 “スペイン語力”にも注目「隠れた才能」

レイズに移籍した筒香嘉智【写真:AP】
レイズに移籍した筒香嘉智【写真:AP】

筒香の「5つの愉快な事実」を特集、背番号「25」に込められた思いも紹介

 ポスティングシステム(入札制度)を利用してDeNAからレイズに移籍した筒香嘉智外野手。契約内容は2年総額1200万ドル(約13億3000万円)、背番号はDeNA時代と同じ「25」となった。MLB公式サイトでは「レイズの新型スラッガー、ツツゴウの5つの愉快な事実」と特集。記者会見で披露したスペイン語について「隠れた才能」と注目している。

 フロリダにやってきた日本人スラッガーが脚光を浴びている。記事では「日本で過去10年間、最も功績を残した打者の1人でありながらも、ヨシトモ・ツツゴウにとって、メジャーでプレーすることは常に魅力だった」と紹介。通算205本塁打を記録したDeNA時代にも開幕前に毎年、ロサンゼルスでトレーニングを行っていたことなどにも言及している。

 そして、左の大砲に関する5つの「愉快な事実」も紹介。1つ目は背番号「25」に込められた深い意味だ。横浜での過去10年間のうち8年間、25番を背負った筒香だが、記事では尊敬する先輩との絆に注目。「日本のスター、シュウイチ・ムラタから与えられた番号だった。彼は9年間横浜でプレーし、ツツゴウとも2年間プレーした。移籍に際して、ムラタはこの背番号を着てもらうように頼んだ。それはあまりに大きな栄誉とみなされている」とレポート。「ベイスターズでも着ていました。ここでも着られればいいと考えていました」という筒香のコメントも伝えている。

 2つ目はドミニカ共和国でのウインターリーグへの武者修行経験。2015年オフにレオネス・デル・エスコギードでのプレーしたことに触れ、「異文化への適応を継続することを目指していた」と指摘している。記者会見でも「パララカイエ、バモス(ホームラン打つぜ!)」とスペイン語を披露していた筒香だが、ドミニカ共和国で学んだ「ブロークンスパニッシュ(でたらめなスペイン語)は隠れた才能となっている」と評価した。

筒香の憧れの選手は…DeNA時代のチャントにも注目

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