ストラスバーグ、ナ軍残留の要因は僚友シャーザー かつては衝突も尊敬しあう存在に

ストラスバーグ「アグレッシブでいることが重要だと学んだ」

 記事はさらに、マルティネス監督のウインターミーティングでの言葉を紹介。指揮官は「1年の間、8~9か月間も一緒にいるわけだから、そういうことは起こる。ワールドシリーズ第6戦後に、シャーザーはもの凄く喜んで、ストラスバーグを強くハグしていた。そして、シャーザーはストラスバーグにどんなに彼を誇りに思っているかを伝えていた。そんな光景が見られたことは本当に素敵なことだ」と2人の絆について語ったという。

 記事によると、シャーザーが2015年に移籍した当初、ストラスバーグはどう対応すべきか戸惑っていたという。ストラスバーグは「シャーザーは凄い経歴でここに乗り込んで来たわけだから。僕らの性格は異なっている。僕はあまりしゃべらない。ときに物事に対して尻込みしてしまうことがあった。でも、シャーザーはマウンドで大胆で、恐れを知らない。彼のアグレッシブさを見てきたことで、僕も、何が起こってもいいじゃないか、アグレッシブでいることが重要なんだと学んだ」と語っている。

 記事はさらに「彼らは戦いを通してお互いに信頼を高めてきた。5年の月日が握手とハグをもたらした」と指摘。シャーザーは「彼は、僕らはぜんぜん違うって言ったよね。確かに僕らは全く異なっているよ。だけどマウンドでの戦いぶりは似ているんだ。なんとしても勝つために全力を尽くす。そんなところは似てるよ」と語ったという。

 35歳のシャーザーと31歳のストラスバーグ。両雄が見事に並び立ち、世界一を手にしたナショナルズ。来季も強そうだ。

(Full-Count編集部)

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