計7人が動いたロッテと楽天の“大量移籍劇” 来季はどっちが笑う?
ロッテには美馬、小野、ハーマンの3投手と西巻内野手が加入
【楽天→ロッテ】
○美馬学投手 FA移籍
東京ガスから2010年ドラフト2位で楽天入団。入団3年目の日本シリーズでMVPを獲得した。今季は自身4度目の規定投球回に到達(143回2/3)。8勝5敗、防御率4.01だった。通算185試合登板、51勝60敗、防御率3.82。
○小野郁投手 鈴木大地内野手の人的補償で獲得
西日本短大付高から2014年ドラフト2位で入団。今季は自己最多の13試合登板、0勝0敗、防御率6.27。2軍では35試合に登板して2勝3敗14セーブ、防御率3.32の好成績だった。
○フランク・ハーマン投手 入団決定
メジャー通算109試合登板を誇る35歳の右腕。2017年に楽天に入団し、主にセットアッパーとして活躍。NPB通算153試合、10勝7敗、19セーブ、66ホールド、防御率2.59。今オフに自由契約になっていた。
○西巻賢二内野手 楽天戦力外→テスト入団
仙台育英高から2017年ドラフト6位で入団。1年目に25試合に出場、打率.247をマークした。しかし今季は2試合出場にとどまりオフに戦力外通告。育成契約を打診されるも断り、ロッテにテスト入団した。
今季両チームは激しい3位争いを演じ、71勝68敗4分けで楽天がクライマックスシリーズに進出。ロッテは69勝70敗4分けで2ゲーム差の4位に終わった。対戦成績はロッテが13勝10敗2分けで勝ち越している。計7人が動いた両軍による“大シャッフル”はどんな結果になるか、来季の戦いが今から待ち遠しい。
(Full-Count編集部)