ヤ軍“不良債権男”への28億円支払い拒否問題 MLB選手会が仲裁申し立て

ヤンキースから契約解除となったジャコビー・エルズベリー【写真:Getty Images】
ヤンキースから契約解除となったジャコビー・エルズベリー【写真:Getty Images】

ヤ軍は今オフ、7年契約の1年を残してエルズベリーとの契約を解除した

 ヤンキースから契約解除されたジャコビー・エルズベリー外野手が、契約違反を理由に残りの契約額約2600万ドル(約28億3400万円)の支払いを拒否されていることについて、MLB選手会が仲裁の申し立てを行った。AP通信が伝えている。

 ヤンキースは、エルズベリーが球団の許可なしににアトランタにあるプログレッシブ・メディカル・センターのビクター・ブーケット医師の治療を受けたと主張。一方、エルズベリーは球団の同意を必要としない、野球とは関係のない怪我や症状だと主張している。

 エルズベリーは2013年オフにFAでレッドソックスからヤンキースに加入。7年総額1億5300万ドル(約167億2800万円)の超大型契約を結んだ。成績は、149試合出場で打率.271、16本塁打、39盗塁をマークした移籍初年度の2014年が最高。その後は下降線をたどり、この2年間は1度も出場機会がなく、ヤンキースは今オフに契約を1年残して契約解除とした。

(Full-Count編集部=AP)

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