海外FAの西武秋山が野球教室で豪快スイング 交渉の進捗は「今はまだ何も言えない」

地元・横須賀で野球教室を行った西武・秋山翔吾【写真:安藤かなみ】
地元・横須賀で野球教室を行った西武・秋山翔吾【写真:安藤かなみ】

海外FA権を行使しメジャー挑戦中の秋山、野球教室で小学生の前でロングティー

 西武の秋山翔吾外野手が22日、地元・神奈川県横須賀市で野球教室を行った。海外FA権を行使してメジャーリーグ挑戦を表明している秋山は「(来年以降のことは)今はまだ何も言えない」とメジャー球団との交渉の状況について具体的に話すことを避けた。

 10月31日に那覇で行われた侍ジャパン対カナダの強化試合で死球を受け右足薬指を骨折。「プレミア12」の出場を辞退し、リハビリを行ってきた。優勝旅行で訪れていたハワイにもグローブを持参しトレーニングを続けていた。

 この日の野球教室では参加した64人の小学生たちの前でロングティーを披露。骨折した箇所は完治していないが「怒られない程度だと思います。子どもたちに見せたいと思ってしまった。大人になりきれていないですね」と打球を豪快に外野まで飛ばし、満足そうな笑みを見せていた。

「振り込んでいく時期はいつも1月に入ってから。ここから徐々に強度を上げていきたい」と話した秋山。年始からは例年通り下田で後輩たちを連れ自主トレを行う予定だ。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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