西武秋山、地元横須賀からプロ野球選手誕生願う 「色んなことにトライして」

地元・横須賀で野球教室を行った西武・秋山翔吾【写真:安藤かなみ】
地元・横須賀で野球教室を行った西武・秋山翔吾【写真:安藤かなみ】

地元で野球教室を行った秋山「野球も横須賀自体も盛り上がってくれるといい」

 西武の秋山翔吾外野手が22日、地元・神奈川県横須賀市で毎年恒例の野球教室を行った。集まった64人の小学生たちと約3時間、レクリエーションなども交えながら交流した。横須賀市出身で唯一の現役プロ野球選手である秋山は「横須賀からプロ野球選手が出てもらいたい。色んなことにトライして」と未来のスター誕生を願った。

 ウォーミングアップ、キャッチボール、ロングティーと基本の動作を子どもたち1人1人に丁寧に教えてまわった。「まずは飛距離を出そう」と話して始まったロングティーでは、フォロースルーをおろそかにしないようにと熱弁。後半にはグラウンドに置いたカラーコーンを狙う練習でバットコントロールの極意も伝授した。日本を代表する好打者・秋山の指導に子どもたちも目を輝かせながら聞き入った。

 野球教室終了後に報道陣に対応した秋山は「楽しむのは簡単なことではない。無邪気に懸命にやることも大事」と寒空の下で汗を拭った。横須賀市の高校の甲子園出場はないが、「神奈川のレベルも上がっているし、その中で勝ち残るのは大変だと思う。野球も横須賀自体も盛り上がってくれるといい」と聖地を夢見る球児たちにエールを送った。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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