「僕は二刀流のサンプル」大谷翔平が語る時代を切り開くことへの本音

エンゼルス・大谷翔平【写真:殿村誠士】
エンゼルス・大谷翔平【写真:殿村誠士】

先駆者たちへのインタビュー第3弾に登場

 エンゼルスの大谷翔平投手が23日から公開となる「Yahoo!ニュース 特集」内の連載「RED Chair」のインタビューに登場する。自らの挑戦によって、新しい時代を切り開く先駆者たちの言葉を取り上げる企画で、二刀流の“先駆者”としての思いや、「人間・大谷翔平」の本音に迫っている。

 誰もが踏み入れたことのない境地を歩くこと。それを継続していくことは容易いことでない。新しい価値を創造し、影響を与えてきたトップランナーの人生観に迫る独占インタビューの第3回のゲストとして大谷は挑み続けているメジャーでの二刀流について、こう明かした。

「僕は、良くも悪くも二刀流の『サンプル』なんです。僕が成功することによって多様性が生まれたり、次に二刀流をやりたいと思った人がスムーズに入れる道が作れたりすると思っています。逆にここで僕がつまずいてしまうと、その道が少し狭くなってしまうのかな、っていうこともありますね」

 道を切り開いた者にしかわからない感覚を背負い、今の自分と向き合っている。渡米2年目の今季は右肘手術の影響で打者に専念する形となったが、日本人メジャーリーガー初のサイクル安打を達成。来季からは再び、マウンドに立つためにトレーニングを積んでいる。

「新人王は取りましたけど『これをやれた!』っていうのが、まだあまりない。そういうのを1つでも増やしたいんですが、やっぱり、1番大きい目標は、ワールドシリーズで優勝することですね。野球人生の目標としては半分もいってないと思ってますし、その気持ちで毎日頑張りたいですね」

 まだ見ぬ頂点への思いも明かしている。エンゼルスは来季から名将ジョー・マドン監督が指揮を執り、エプラーGMも先発投手陣を続々と補強。大谷ついての起用法や調整プランについても話し合われており、来季のシーズン開幕、そして大谷の完全復活が待ち遠しい。

「RED Chair」インタビューページはこちら

(Full-Count編集部)

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