鷹・千賀、1.4億円増の3億円! 「最大限の評価してもらった」メジャー挑戦の要望も

契約更改に臨んだソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
契約更改に臨んだソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

今季は自身最多の26試合に先発し13勝8敗、防御率2.79の好成績

 ソフトバンクの千賀滉大投手が23日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸1億6000万円から1億4000万円増となる年俸3億円で契約を更改した。交渉後の会見で「最大限の評価をしていただきました」と納得の表情を浮かべた。(金額は推定)

 2010年の育成ドラフト4巡目でソフトバンクに入団した千賀。今季は2年連続で開幕投手を任されると、1年間ローテを守り抜いて自身最多の26試合に先発、4年連続2桁勝利となる13勝8敗、防御率2.79の好成績をマークした。

 227奪三振はリーグ最多で、初の最多奪三振のタイトルも獲得。9月6日のロッテ戦では育成出身者初となるノーヒットノーランも達成した。ペナントレースこそ2年連続の2位に終わったが、エースとしてチームの3年連続日本一に大きく貢献した。

 大幅なアップに「1年間責任感持って過ごさないといけないなと思いました。大きな評価をしていただきました。成績以外にも立ち位置も評価してくれた。来年1年しっかり過ごさないといけないなと思いました」と、表情を引き締めて語った。

 2018年オフの契約更改交渉の席から球団に対してポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を要望してきた千賀。今回の交渉でもこの点についての思いを伝え「継続的な話はさせていただいています」と話していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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