Bジェイズ加入の柳賢振、山口俊のローテ争いに影響? 米メディア「5番手の枠を」

来季ブルージェイズで同僚となる柳賢振と山口俊(左から)【写真:Getty Images】
来季ブルージェイズで同僚となる柳賢振と山口俊(左から)【写真:Getty Images】

ブルージェイズに今季14勝左腕・柳賢振が加入、山口は先発ローテ5番手を争うことに

 ドジャースからFAとなっていた韓国人左腕・柳賢振投手がブルージェイズと4年総額8000万ドル(約87億5000万円)で合意した。今季14勝を挙げた左腕の加入で、巨人からポスティング移籍した山口俊投手にも影響が出てきそうだ。

 柳賢振は韓国ハンファから2013年にドジャースへ移籍。今季は29試合に登板し14勝5敗、防御率2.32の成績を残し、アジア出身者初の最優秀防御率のタイトルを獲得しサイ・ヤング賞の最終候補入りを果たした。

 アジア最強左腕の加入により先発ローテ争いも激化することを地元メディアが伝えている。「トロントスター」のスポーツコラムニスト、グレガー・チゾム氏は自身のツイッターで「ブルージェイズは予想されるローテーションをアップデートした」と伝え、先発1番手に柳賢振が入りロアーク、シューメーカーの3本柱が軸になることを予想。

 今季、巨人で15勝4敗、防御率2.91をマークし最多勝利、最多奪三振、勝率1位の投手3冠を達成した山口は「他の投手たちと5番手の枠を争う」と指摘。また、地元メディア「スポーツネット」の番記者ダン・シュルマン氏も先発4、5番手争いが「アンダーソン、ヤマグチ、ボルッキ、ソーントンのうちの2人」と、山口の“立ち位置”を伝えている。

(Full-Count編集部)

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