西武新助っ人ギャレットは「8回の男」候補 渡辺GM「できればセットアッパーで」

西武と契約合意したリード・ギャレット【写真:Getty Images】
西武と契約合意したリード・ギャレット【写真:Getty Images】

26歳右腕は最速156キロ、マイナーでは主に中継ぎで登板した

 西武は24日、今季タイガースでプレーした新外国人リード・ギャレット投手の獲得を発表した。背番号は「33」。渡辺久信球団本部ゼネラルマネージャーは「できればセットアッパーでやってほしい」と勝利の方程式入りを期待した。単年契約で、年俸は5000万円(金額は推定)。

 ギャレットは身長188センチ、95キロの右腕で最速156キロの直球とスプリット、スライダーなどを操る中継ぎタイプ。マイナー通算では199試合に登板し27勝28敗、防御率4.65。中継ぎで143試合に登板している。

 渡辺GMは「右のパワーピッチャー。まだ26歳と若いし、球に力もあって、変化球もそれなり。実績は大したことないが、日本で成長してくれれば」と期待を寄せた。さらに「コントロールはあまりよくないが、ストライクが入らないわけじゃない。普通に投げてくれれば」と心配されている制球面について不安がる様子はなかった。

 西武は12月上旬にショーン・ノリン投手、コーリー・スパンジェンバーグ選手の獲得も発表しており、助っ人選手の補強はこれで3人目となった。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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