ブ軍移籍の山口俊、“とばっちり”でリリーフへ? 柳賢振ら加入で先発陣が充実…

プレミア12では侍ジャパンに選出された山口俊【写真:Getty Images】
プレミア12では侍ジャパンに選出された山口俊【写真:Getty Images】

ブ軍は今オフ、山口のほかに柳賢振ら3人の先発投手を補強

 ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指した巨人山口俊投手は2年総額600万ドル(約6億5600万円)でブルージェイズと契約に合意した。今季巨人で最多勝、最高勝率、最多奪三振を手にした右腕はメジャーで先発を希望しているとされているが、米メディアは救援に回る可能性があることを伝えている。

 米メディア「CBSスポーツ」は「ブルージェイズが今冬あと3回動くことで、どのように再建を加速させられるか」とのタイトルでチームの現状を詳報。投手陣については、ドジャースからFAになった韓国左腕柳賢振投手と4年総額8000万ドル(約87億5000万円)で契約合意したことを強調し、「ブルージェイズは特にローテーションを立て直すことに積極的で、リュ(柳賢振)、タナー・ロアーク、チェイス・アンダーソンをFAとトレードで獲得した」と伝えた。

 ブルージェイズはアスレチックスからFAとなった先発右腕ロアークと2年契約を結び、先発左腕のアンダーソンをブルワーズからトレードで獲得している。

 そして記事では山口についても言及。「ブルージェイズは日本人シュン・ヤマグチも獲得した。マット・シューメーカー(今季3勝0敗)、ジェイコブ・ワゲスパック(今季5勝5敗)らチーム内にはその他にも選択肢があり、シュン・ヤマグチをリリーフとして起用することになる可能性がある」と指摘。ブルージェイズ移籍が決まった山口俊だが、先発となるかリリーフとなるか、起用法はまだ不透明のようだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

CATEGORY