鷹新助っ人ムーア、MLBから1.1億円昇給の年俸3.8億円！　最大6.6億円の大型契約

左腕ムーアはホークスと3.8億円でサイン、年俸2.7億円だった今季は右膝手術で2登板止まりだった

　タイガースからFAとなっていたMLB通算54勝左腕マット・ムーア投手がソフトバンクと1年350万ドル（約3億8400万円）、出来高を含めると600万ドル（約6億5800万円）の大型契約を結んだ。MLBネットワークの敏腕記者ジョン・ヘイマン氏が伝えた。

　ムーアは昨オフ、タイガースと1年250万ドル（約2億7300万円）で契約。4月に右膝を手術し、わずか2試合登板（勝敗なし）。シーズンオフにFAとなっていた。それでも、今回の日本球界挑戦で100万ドル（約1億1000万円）、最大で350万ドル（約3億8300万円）の昇給をつかんだこととなる。

　ムーアは2007年ドラフト8巡目でレイズに入団。マイナーで圧倒的な成績を残し、2011年にはMLB公式の有望株ランキングでトラウト、ハーパーに続く全体3位、投手としては全体1位の評価を受けた。レイズ時代の13年にはエースとして2年連続2桁勝利となる17勝をマーク。しかし、2014年にトミー・ジョン手術を受けると球速が低下して結果を残せず。2016年には復活して13勝を挙げたが、今季は故障に泣いた。メジャー通算181試合登板で54勝56敗、防御率4.51。

（Full-Count編集部）