主砲筒香メジャーへ、ソトが2冠&山崎2年連続タイトル…DeNA2019年10大ニュース
悔しさ噛み殺し、優勝の瞬間を見つめるナイン、来季こそ優勝を
○ロペスが31本塁打&連続守備機会無失策記録を樹立
ホセ・ロペス内野手は今季も31本塁打を放って活躍しただけでなく、一塁手連続守備機会無失策の記録を51年ぶりに更新し、一塁手連続守備機会無失策1632のプロ野球新記録を達成。リーグ特別賞を受賞した。
○パットンが右手小指骨折 衝撃の“冷蔵庫事件”
ここまで2年連続で中継ぎとして活躍していたスペンサー・パットン投手が“事件”を起こしたのは8月3日の巨人戦。8回に登板も1死も奪えず2失点で降板。ベンチに戻ると怒りを抑えきれず、ベンチの奥に置かれた冷蔵庫を強打。右手小指を骨折して離脱し、クライマックスシリーズにようやく復帰を果たした。
○神里和毅の台頭、初の規定打席
昨年ブレイクの兆しを見せていた神里はプロ2年目の今季は開幕1軍入り。交流戦ではチームトップの打率.303をマークし、オールスターゲームに監督推薦で初出場した。またクライマックスシリーズにも3試合ともスタメン出場。気迫のプレーで打率.429をマークした。今季通算では打率.279、119安打、6本塁打、35打点。来季は後半戦も長く成績が残せるよう、飛躍を目指していく。
○目の前で巨人の胴上げ許すも…21年ぶりの2位入り
シーズン序盤に大型連敗があったにもかかわらず、9月には首位巨人に2.5ゲーム差まで接近。優勝の可能性も高まったが、9月21日に巨人がM2で迎えた横浜スタジアムでの直接対決で延長10回の末に敗戦。目の前で胴上げを許す屈辱を味わった。しかし2位は1998年の優勝以来の高順位であり、球団初のクライマックスシリーズ(CS)本拠地開催となった。
○キャプテン筒香嘉智外野手のMLB挑戦と退団
筒香は今季29本塁打、打率.272、126安打、79打点と主軸として活躍したが、チームにとってはそれ以上の大きな存在だった。そんな筒香は来季は米大リーグのレイズ入りが決まり、退団が決定した。2016年にはチームを初CS、そして今年は2位に導いたキャプテンの不在は大きな穴だが、夢を叶えた筒香に習い、DeNAも悲願の優勝を成し遂げられるか。
(Full-Count編集部)