21歳藤平のブレークに期待大? 山崎、内田、太田ら楽天20年の超新星候補は

楽天・藤平尚真【写真:荒川祐史】
楽天・藤平尚真【写真:荒川祐史】

藤平は2軍で勝率第1位と最多奪三振、山崎は22盗塁、内田は14本塁打

 18年のリーグ最下位から昨季は3位に躍進し、CS進出を果たした楽天。ルーキーの辰己、渡邊佳、太田がいきなり1軍で結果を出した。また藤平、山崎らは2軍で成績を残して、1軍定着を狙っている。そこで2020年注目の、ブレーク期待選手を取り上げたい。

○藤平尚真投手(4年目・21歳)

 2016年ドラフト1位の本格派右腕。2018年には1軍で14試合に先発したが、プロ3年目の昨季は自己最低の3試合にとどまった。それでもファームでは19試合の登板で9勝2敗、107奪三振、防御率2.91と圧倒的な成績で勝率第1位と最多奪三振のタイトルを獲得。今季は1軍の先発ローテーション定着を目指す。

○近藤弘樹投手(3年目・24歳)

 2017年ドラフト1位で加入。プロ3年目の昨季は1軍では2先発で0勝2敗、防御率8.68と結果を残せず。2軍でも29登板で防御率5.18と苦しんだが、48回2/3で53奪三振とポテンシャルの高さはアピールした。今季は中継ぎに転向し、1軍の戦力に割って入りたい。

○山崎剛内野手(3年目・24歳)

 2017年ドラフト3位で加入。プロ2年目の昨季は故障もあり、1軍での試合数こそ33試合から16試合に減らしたが、打率.333、4盗塁と結果を残した。さらにファームでは70試合で打率.251、イースタン4位となる22盗塁。昨季は二塁、三塁、遊撃を守った。ロッテから鈴木が加入してレギュラー争いは激しくなるが、自慢の快足でアピールしたい。

○太田光捕手(2年目・23歳)

 2018年ドラフト2位で加入。プロ1年目ながら6月に1軍昇格を掴むと55試合に出場した。打率.219と課題は残ったがファームでは打率.264。今季は長年にわたって正捕手を務めた嶋がヤクルトに移籍。22歳の堀内らとの正捕手争いに加わりたい。

○内田靖人内野手(7年目・24歳)

 2013年ドラフト2位の長距離砲。2018年は1軍で58試合に出場し、12本塁打とパワーを発揮。昨季は1軍定着が期待されたがオープン戦から不振に陥り、まさかの2試合の出場に終わった。一方でファームではチームトップの14本塁打。プロ7年目の今季は今度こそ1軍定着を掴み取りたい。

(Full-Count編集部)

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