大谷の同僚、20歳超有望株も… 6年54億円契約を超えるMLB未経験の逸材は誰?

日本戦でホームランを放ったアメリカ代表のジョー・アデル【写真:荒川祐史】
日本戦でホームランを放ったアメリカ代表のジョー・アデル【写真:荒川祐史】

「CBSスポーツ」は「MLBデビュー前の有望株との大型契約は新しいトレンド」と伝える

 ホワイトソックスは2日(日本時間3日)に、キューバ出身の22歳、ルイス・ロバート外野手と6年総額5000万ドル(約54億円)プラス2年の球団オプションで契約延長した。メジャー未経験選手としてはMLB史上最高額の契約で、大きな話題を呼んでいる。米テレビ局「CBSスポーツ」は、「ルイス・ロバートに続いてMLBデビューを前に長期での契約延長を手にする可能性のある5選手」とのタイトルで、若手有望株選手を紹介している。

 記事は、ロバートの契約内容を紹介。球団が2年間のオプションを行使した場合は8年総額8800万ドル(約95億円)に達するとしている。さらに昨季マイナーで計122試合出場、打率.328、32本塁打、36盗塁を記録したと説明。「MLBデビュー前に有望株との契約延長に合意することは、比較的新しいトレンドである」と伝えている。

 記事はさらに、こういったケースは、アストロズと契約した一塁手のジョン・シングルトンが初めてで、他球団も追随していったと指摘した。エバン・ホワイト内野手は昨年11月に6年総額2400万ドル(約25億9400万円)でマーリンズと契約。イーロイ・ヒメネス外野手は昨春にホワイトソックスと6年総額4300万ドル(約46億4800万円)で契約した。スコット・キングリー内野手は2018年に6年総額2400万ドル(約25億9400万円)でフィリーズと、ジョン・シングルトンは2014年に5年1000万ドル(約10億8000万円)でアストロズと契約した。

 そして記事は、今後大型契約が見込まれる選手を紹介している。

エンゼルスのアデルは昨秋の「プレミア12」にアメリカ代表で出場した

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